二戸支部の研修旅行は27年11月1日、2日と福島県下郷町の史跡・大内宿と名湯・芦ノ牧温泉を訪問する旅を実施し12名の参加がありました。
大内宿は江戸時代初期に会津藩が整備した宿場町で会津と江戸を結ぶ街道であり物資の輸送や参勤交代で栄えた場所です。
現存する建物の多くは江戸時代初期から明治に建てられたもので保存状態が良く昭和56年に国の重要文化財に指定されております。
四方に勾配を持つ寄棟造は敷地面積に対し南側を大きく開け、西側に倉、倉庫を設ける様に配置されていました。
また、道路からも十分な空間を空けて配置され、当時からセットバックの精神があふれる建築物群は飛騨高山の合掌造の様な一体感がありました。
丸で江戸時代にタイムスリップしたような藁葺屋根の空間は、誰もが楽しめたと思います。
山合の名湯、芦ノ牧温泉は湯量豊富な源泉かけ流しで日頃の疲れを癒してくれる名湯でした。
懇親会では福島の食材、地酒を楽しみ支部の懇親が更に深まった有意義な研修旅行でした。