「ベトナムの住宅事情」をテーマに11月23日から5泊6日の行程で視察研修を行いました。簡単ですがその様子を掲載させてください。ベトナム最大の都市ホーチミンは商工業の街、ダナンは中部観光の拠点地、首都ハノイは政治の中心として、それぞれ発展を遂げています。特にホーチミンは外資系企業の工場進出に合わせた近隣農村部からの人口流入により、日本でいうマンションの価格が50%近く上昇し、建設ラッシュとなっています。併せて、長期ローンの取り扱いを始めたのですが、公務員や外資系企業の社員に限られ、平均年収が低い労働者の自宅購入は一生かかっても不可能のようです。我々の活動拠点とする北上市周辺も、大規模な工場誘致により、人手・住宅不足が慢性的な課題となり、昨今は東南アジア系の労働者もかなり散見されるようになりました。より一層の高収入と暮らしの充実感を求めて、母国から日本に来るのだと実感させられる次第です。この視察研修により、異文化の端緒に触れ、非日常を体験し、我々の住むこの国の良さを再認識する事ができました。